貧乏な私~金持ちの親友~
「練習試合、楽しみだねー!」
舞のはじける声がとんだ。
「しらない学校ってワクワクしない!?」
「するするー!!」

香織と舞は、すっかりテンションが高くなってた。

あーあ、行かなきゃいけないのかな・・・?
「でもさー。」
舞の表情は一気に悲しそうになっていた。
「どーせうちら出ないんでしょ?」
たっ、確かに。
出るのは3年の先輩。
バスケ部は人数が多いから、2年生も、ほぼ出られない。
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