あなたの隣は 私の居場所


side 絵里奈





――――‥次の日。



いつもの昼休み。


私は、明里に昨日のことを話していた。



「明里〜、どうしよぉ〜!!」


『なんで1人でするとか言っちゃうかなぁ…』


そう言って、大きくため息をつく。



そりゃ、私だって後悔してるんだよ?


でも…


「だ、だって! あんな言い方されたら誰だってムカつくよぉ…」


『そうだとしても、自分で言ったことは、自分でどうにかしなさいよ』


「そ、そんなぁ…。1人でなんてムリだよ」


自分で言ったことの重大さに、今頃気づいてしまった。



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