あなたの隣は 私の居場所


side 慎司




「…おい!!」


大声で叫んでも、体を揺すっても


全く目を覚ます気配がない。



「ったく…仕方ねぇな」


とりあえず

俺は松澤を抱えて、保健室に駆け込んだ。





――‥ガラガラ。



保健室のドアを開けたら、まだ先生っぽい奴が居た。


『どうしたの?』


「松澤が…倒れて…」


久しぶりに走ったせいで、息切れしながら、なんとか答える。


『そう。とりあえず、ここのベッドに下ろしてくれるかしら?』

「あぁ、はい」


指さしているベッドに、ゆっくり下ろした。





< 46 / 360 >

この作品をシェア

pagetop