あなたの隣は 私の居場所


『そ、そうだよね。バカなこと聞いちゃって…ごめんね』


「いや、別にいいけど…」



なんで謝ってんだよ。


意味わかんねぇ奴だなー。




しばらくの沈黙の後、



『あっ! 私の家、あそこだよ〜』


向こうの方にある家を指さした。




「はいよ」


こいつが言った、その家の前でバイクを止めた。





< 84 / 360 >

この作品をシェア

pagetop