キミがスキ
フタリノコイ
─「どうしよう明日華…」



そう咲が言ってきたのは、もうすぐ夏休みという7月上旬の事だった。




学校帰り咲の家にお邪魔していた。



「ん?」










「ふぅちゃんに告られた…」










「マジで!?」





ふぅちゃんてゆうのは風馬のことで、あの遊園地以来私たち4人はよく絡むようになっていた。




私と歩椎ばっかりいつも言い合いして、咲と風馬は見守るような目でいつも私たちを見ていた。




そんな2人は特別会話が多いほうではなかった……いや、むしろ少ない方だ。
から不思議すぎる……









< 23 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop