キミがスキ
俺は普通に歩くこともできたし、頭痛もだんだん治まっていたから、普段の調子でさゆりに会いに行った。




でも、さゆりはもう、俺の知ってるさゆりじゃなかった。





「さゆり~」



「なんで来たの」



「え?」



第一声から、信じられない言葉。



「あんたの顔なんか見たくない」



「ちょっ、さゆりどーしたの」




「…何よその喋り方。


ちょっとはうちに罪悪感とかないの?」



「ごめん、俺事故のこと何も覚えてなくて…」




「は? まじ最低」



「えっ、ちょ… 教えてよ」










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