¥時給1000万円


「………永井ちゃ~ん!!…何か言いたいことないのぉ~?………行っちゃうよぉ~?」
素振りを止めて、完全に態勢を整えた。







「………ないです…」

完全に力が抜けてその場に座り込んだ。



扉のヒンヤリとした冷たさが背中に当たった…








「………じゃあ…お言葉に甘えて♪」



斬酒は斧を大きく掲げた…







「……永井……『クビ』だ……!」













…………サヨナラ……









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