いまもすき。〜たった一週間の恋だったのに…〜
そんな准に決して忘れられない出会いが訪れる。 


それは夜でも蒸し暑く寝心地の悪い初夏の日だった。 


夜中遅くになっても准は寝れずにいた。ケータイを開き、チャットに入る。 

「みやまた来ちゃった」みやとは唯一普通に話ができる部屋の管理人さん。 



「おぉよく来たなこん、珊瑚」 
ちょっと変わってるけど、そんな所も面白い。 
二人はいつもの様に話していた。 




「淳也サンが入室しました。」
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