都合のいい私
6章

罪悪感と裏切り

キャンプから帰ってきてユウタに連絡をしたら


ユウタが家まで会いにきてくれた





「…部屋にくる?」そう聞いた私にユウタは嬉しそうに頷いた


『楽しかった?』


『うん。みんなすごい酔っ払って早く寝てたけどね』


『何人くらいいたの?』


『15人くらいだったかな』


『女の子は何人?』


『4人だけ』


『そっかー。なんか心配だな』


『心配する事なんか何もないよ?
バイトはどうだった?忙しかった?』


『アヤちゃんいなくて寂しかった』


ユウタはそう言って私の手に自分の手を重ねる
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