私だけの金髪王子様は二重人格
こんな風に妬くのは、
相楽にとっては
めんどくさい・・・・・・かな?
けど、
私だけって思うよ。
クジを席に戻ってすぐ開いた。
うっ、
一番後ろの席だ。
しかも左の一番角。
「夢虹そこかぁ。私は、
前だし、右の角らへんだから・・・・・・
遠いなぁ・・」
「えぇ!?そんなぁ・・・・・・」
・・・・・・相楽は、どこなの?
遠いのかな・・・・・・。
「よいしょっ」
私は、
自分の位置に机を運ぶ。
隣は・・・・・・
「いっしょ・・・・ん?
隣夢虹ちゃん!?」
海くん!?
「うん、そうみたい・・・・・・」
別に嫌じゃないけど、
なんか
あみかに申し訳ない・・・。
「あっ、あみかの隣相楽じゃん?」
そっか、
相楽はあみかの隣かぁ。
「えぇ!?ホントに?」
ってことは、すっごく離れてるじゃん・・。