空想メール

‥真相‥

《アツミの言葉でわかったんだぁ…

カズノリ君やマユの言ってた意味が

今なら

あなたに平気な顔して聞けるのにね(;´・`)

知らないふりしてれば

すべてがうまくいくと思ってたんだ


そう 思いたかった…》


送信





「アツミ 
   知ってるの!?」


「いや…あの…まぁ…
知ってるというか…

シオリ よく聞いてよ!
悪いこと言わないから

彼はやめときな」



嫌な予感がした



ハルキの言葉 行動
思い出してた

アツミの声が真剣だったから


「ねぇ…アツミ?

何か知ってるから
そんなこと言うんだよね?
話して」


「………
いいからやめときなっ!」

「アツミ…

あたし今はまだ大丈夫だから

だから…話して」



「……わかった

ハルキって人

実は…


マユと…

関係もってる…んだ…」




「…え?


二人は…付き合ってるってこと…」




「ううん…違う

なんというか…


体だけの…」




言葉が出ない

意味がわからない…

どのくらい沈黙が続いただろう…




「そんなことって…

    …あるんだね」
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