告白[短編集]
母さん、何考えてんだ。


「待てよ母さん、何だよ副社長って。」


よし、篤兄ちゃん行け。


「篤の三流大学で就職出来て出世できそうなの他にある?
それに副社長って言ってもあんたしだいよ。
いくら兄だって隆だってバカは出世させないだろし。」


「…………。」


負けたな、篤兄ちゃん。


「なぁ、俺の一人暮らしは関係なくなぇ?」


篤兄ちゃんが黙ったから、健二兄ちゃんが話始めた。

「舞ちゃんち、土地持ちでアパートやマンションその土地に建ててんのよ。
隆とのつながりがあったおかげでお父さんが設計してる物も何件かあってね。
健二の大学の近くにもあるのよ。
あんた、今の寮生活から一人暮らししたいって言ってたけど、舞ちゃんの義兄になるから、家族価格で家賃安くしてくれるって。
ねぇ、いいでしょう。」


なんか俺、家族のために婿に行くみたいな感じになってないか?


「へぇー。
一人暮らし出来るなら、何でもいいや。」


乗り気だな健二兄ちゃん。


一人暮らししたがってたもんな。





ー ピンポーン ー


俺はすぐに席を立ち、玄関に向かう。
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