君に恋した☆
…酷くない?
大丈夫も言わないんだ。


そう暗くなりかけたとき
「大丈夫?ほら。」

と手を出してくれた。
「あ…ありがとう。」

「何か、近寄りがたいとか思ってたんだけど話してみれば天然で全然違かったわ!」
近寄りがたい…

そんな不陰気出してたのかな?

「篠原って呼んで良い?」

「あ…うん。」

篠原。名字の呼び捨てなのに今までさん付けだったからだろうか?


とっても新鮮で

嬉しくて

ドキドキもした。

「お腹すいた~」
「あ…あたしも!お昼も買っていこうかな~。」

ありきたりの言葉
木下君は何も思っていないのかもしれない。

いや。多分思ってない。


だけど、私にとって幸せな時間だった。


好きじゃない!


そう宣言したのに…

何でこんな不思議な気持ちになるの?




誰か教えて?
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