シュガー◇*゚+
「……大丈夫ですか?」
男に駆け寄り話し掛ける。
「……ッ痛」
えっ………!!
「刺されてるじゃない!!」
「これぐらい大丈夫だから。」
そういって立ち上がろうとする男の腕を掴む。
「動かないで。」
「は?」
訳が分からないと言うような表情を浮かべる。
そんなことは気にせず男の来ているTシャツを捲り腹部をみる。
……血は出てるけど、傷はそこまで深くない。
これぐらいなら私でも処置できるかな。
「何してんだよ。」
不機嫌そうな男………
私の家はここから近いし。
連れてくか……
「立って。ついてきて。」