Love songを君に





拓郎の叫び声を聞きオレは部屋を飛び出した





『拓郎……たっ拓郎…!』
そこには拓郎が血だらけになって廊下に倒れていて側には泣き叫ぶ麻美の姿が…




その目の前には2人の男が突っ立っていた
『お前らがやったのか…』
どうやら…この2人の男に拓郎はボコボコに殴られて血だらけになっているみたいだ





『なんだ…!お前も殴られたいのか?』
1人の男が拳を握りオレを睨む





『このヤローふざけやがって…』
オレは2人の男に飛びかかって行き弱すぎる男達をあっという間に倒したが、オレの気がおさまらなく殴る手を止めることなく何度も何度も殴り続けた





『おい!和哉……やめろ…』
殴っていたオレの腕をマスターが止めた





『あっ…』
我にかえるオレ……
2人の男は泡をふき気絶している





拓郎は麻美が泣きながら抱き抱えていた
『拓郎……大丈夫か?』
拓郎も気絶しているみたいだ





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