Love songを君に

病院






オレ達は病院に着くと救急外来に行き拓郎は診察されて病室へと移動した





『永吉……麻美を家まで送ってくれないか?…オレは拓郎を見てるから』
疲れているような感じの麻美を帰らせた方がいいと思い永吉に頼んだ





『わかった!麻美…行くぞ』
永吉が麻美の腕を引こうとするが





『嫌っ…』
永吉の手を振り払う麻美…




『麻美…こいつなら大丈夫だから今日は帰ってゆっくり休め!』





『うん……わかった』
麻美はオレの言ったことに頷き永吉と一緒に病室から出て行った





『かっ…和哉!悪いな…いっ…痛っててて』
拓郎が起き上がりオレに話しかけてきた





『大丈夫か?拓郎』





拓郎は鼻をさわり
『もしかして…鼻折れたのか?』





『らしいな……』
医者と話をしている時…拓郎はまだ寝ていたから鼻のことを拓郎は知らなかった




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