高峰君の秘密



「…神崎、よく別れたなぁ?
まだお前にメロメロだろ?」

「まぁー…
裏でいろいろと、な?」



つーか、早く陽菜の所行かねぇと…



「悪いけど、俺は陽菜…」

「きゃ~!!!」

「成弥く~ん!!!」



俺の言葉は虚しく…

それを言い切る前に、ドンと俺に衝撃が来た。



「……いっ…」

「ごめんなさい!!」

「きゃ~!
成弥君に触れちゃった!!」



何だ、コイツら…


目の前には、うちの学校の制服じゃない女が大勢いて…


俺は何故押し倒されている…?



「悪いけど…退いてくれる?」



もうプライドとか関係ねぇよ。

俺は今すぐ陽菜に会いたいんだ。

早く声が聞きたい…

そして、抱きしめたい…


きっと…

今頃アイツは、俺が来ないって泣いてるだろ?


だから早く行きてぇのに…



「退けよ」

「あーっ
成弥君しゃべったぁ!!」



さっきも話しただろ!?

聞く耳持て!!



「…退け」

「怒ったぁ~」

「怖~い」

「退けよ!!」

「「「きゃあっ」」」



相手は女だろうが、男だろうが関係ない。

俺は、目の前の女を押して退かした。



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