月の恋人
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『月の恋人』
タイトルは、Polarisというアーティストの同名の曲からいただきました。
私と翔くんが大好きなアーティストです。
クラムボンの原田郁子ちゃんとオオヤユウスケさんの柔らかな声が重なり合って、素敵なハーモニーが生まれる。まるで、陽菜と翔くんのように。
Polarisは、私がいまこの世界にあって、現実に翔くんに出会える数少ない場所かもしれません。いつも、ひとときの夢を与えてもらっています。
お耳に触れる機会があったら、嬉しいです。
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さて、しっとりするのはこのあたりに致しまして… 叫ばせてください。
涼派のみなさま。
…ごめんなさいッッッ!!!!!!
(いや、涼本人にも…)
可哀相な結果にしてしまって、
ほんとにほんとに、ごめんなさい。
けど―…思春期の揺らぎ、として
私の考える「姉弟間の感情」って
こんな、感じだったんです。
限りなく恋に近い、慕情。
でも、家族愛とも違う。
この感情を何て呼ぶのか?
名前なんてないけど
敢えて何か名前をつけるとするなら
私の答えは、
やっぱり「恋」、かなと思います。
愛情に似た非生産的な慕情は、全て「恋」と呼んでいい気がするから。
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Anotherは、近い将来、イギリスへ渡ることになるでしょう。
この先、陽菜はどうするでしょうか。
……ついていく? 残る?
きっと、また 悩むんだろうなぁ。
それで、涼がまた、世話を焼いて…?
それとも、意外とスパーン!と一緒に行っちゃうかな?
これからの、3人の成長を想像して楽しみながら… 一旦、筆を置かせていただきます。
みなさんの心に、少しでも
物語の中、何処かの
風景やシーンが残っていたら。
とても、とても、幸せです。
ありがとうございました。
14番目の月たちよ、永遠に―…
2011年8月20日
東雲 葵 拝