お兄ちゃんは危険な××!
「わぁ、可愛い!」
寝起きでまだ起ききっていない頭で理解したのは、自分の体がお兄ちゃんの腕からお母さんの腕へ移されたということ。
お母さんは嬉しそうに私を撫でてくる。
「可愛いわ~、どうしたの?この猫ちゃん」
「これ優絵だよ。猫にしてあげた」
「優絵なの!?」
何が猫にしてあげた、よ!
なってあげたのは私の方だよ!?
(不覚にも、だけど)
お母さんは私が猫になったと聞いて、驚いた顔をしてる。
「まったく、千里は」
そうそう、お兄ちゃんを咎めてよ。
そして私をもとに戻すように言って!