あのね、スキ

「卵と、牛乳!
あ!あとバターも。」


んなの、
くる途中で買って来いよな。


「あたし先に家帰ってる!
掃除残ってるから。」


「ん。」


短く返事をして、
近くのスーパーへと急ぐ俺。


「気をつけてね〜」


後ろから聞こえる由季の声に
振り返らずに手をあげ、

心の中でお前もなと呟いた。

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