だから、また君は

02



「将、初カノじゃね!?」


ニヤニヤしながら言う晃は、
馬鹿である。生粋の馬鹿だ。


「…んーまぁそうだけど」


掛けてる眼鏡も伊達。
理由は俺との区別のため。
それから、頭よく見えるから。


「かわいい?」
「…ギャル」
「いいねえ♪紹介してよ」


こいつに相談した俺が馬鹿だった。


「俺、そいつ好きじゃないんだ。」
「じゃあなんで?」
「成り行き。」
「馬鹿じゃねーの」


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