あかいハート♥


「俺、さァ、
野沢に言われたんだよ」

「なにを、よ」

「協力しろって」

「協力?」

「お互いのための・・」

「楓は?」

「俺は、愛理と付き合うために」

「あ、っ綾は?」

「愛理と友達になるために」

「友達??」



そういえば綾と初めて話したのは楓のことだった。

「雪野サンって、東雲先生と仲良いよね?」

雪野、あたしの苗字ね?

「あー、まァ一応・・」

「あたし、先生のこと好きなんだ!」

「えっ・・・?」


いきなりなに?って思った

「協力してくれないかなァ?」

「あ、う、うん。いいよ?」

「ホントォ!?ありがと!愛理って呼んでいい?
あ、あたしは綾でいいよ♪」

「うん」



こうして芽生えたあたし達の友情




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