誓いの言葉・高校編
テーブルに料理を並べ終えた頃玄関のチャイムが鳴った


私よりも航や僚の方が反応が早くて二人は省吾さんに甘えてリビングに入ってきた


今日はいつもよりもビシッと決めて大人びた感じ
ちょっと見惚れていると、由美子さんに


「こらこら〜♪」
と、冷やかされてしまった

「こんばんは、何だか今日は濃い話になりそうだね」

「あぁ 俺の方でわかった事があって、徹さんに相談していたから…瞳も話あるんだろ?」


「うん」


私達は周りに促されて席に着いた

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お互いの挨拶を済ませ徹叔父さんが話を始めた


過去の出来事で気になる事があると言う話を……
そこでは私が知らなかった犯人からの手紙や今の住所を相手がわかっている点、出所した場合不安な点等語られた

実際に目にした手紙は字も綺麗で想像していた犯人像とは全く違う物であり、私は少しショックを受けた

だからこそ《何故お母さんが死ななくてはならなかったのか》益々やり切れない思いになった
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