誓いの言葉・高校編
いきなり目の前に現れた浅井さんに驚く岡本


「あんたは…この前の…」


「そうだ。岡本…ちょっと話しがあるんだ」


「いきなり何だよ! 俺は、今後ろのガキに用事があるんだ。後にしてくれ!」


「そうはいかないな…"ススキノ"の件と言えばわかるか?」


「はぁ?何の話しだ!」


「3月に店の女の子とトラブルあったよな?…彼女の年齢お前知ってたか?」


「………………」


「署まで同行してもらおうか…お前さんは沢山余罪ありそうだしな…長い話しになるだろう」


「な 何!? 何の話しだよ」

その瞬間別の捜査員が現れて岡本を連れていった


浅井さんは


「隆文君ありがとう。まっこれで岡本も君に付き纏う余裕は無くなるはずだ。
千葉の方では恐喝の疑いで動いているからこの問題は終了だよ。
君の両親には千葉の捜査員が話しをしているはずだから……じゃ 試合に専念して良い結果待ってるよ」


浅井さんはそう言って体育館から去って行った

俺は悩んでいた数ヶ月間の事が嘘の様な呆気ない幕引きに呆然としていた

暫く佇んでいると


「隆文君…………」


振り向くとそこには瞳ちゃんの彼氏省吾さんが立っていた
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