誓いの言葉・高校編
入院して早二週間明日から私は合宿に行く


お父さんは一般病棟で徐々に回復し始めているけれど、明日からの合宿…本当に行っても良いのだろうか


お母さんはそんな私の気持ちを見越していて家に着くと玄関に合宿の準備をして荷物をまとめてくれていた

「お母さん!これって…合宿の荷物?」


「そうよ。瞳ちゃん、合宿行ってきなさい。お父さんも回復に向かっているし、3泊4日の合宿には主将が参加しなければチームの皆に迷惑かけるんだし…。
こっちの事は私に任せて!全国に行くんでしょう?」


「…………ありがとう…。」


「今夜はね、お客様呼んでるの。もうすぐ来るはずよ♪」


「お客様?」


------ピンポ〜ン♪


「は〜い!ほら来た!」


誰だろう…
そういえば、テーブルには豪華な料理が沢山並んでる

私は急いで部屋に入り着替えをした


リビングからはとても楽しそうな声が聞こえていて、私は大急ぎで準備し部屋を出た


リビングにいたのは





----省吾さん?


まさか---思いがけないタイミングでの再開に玄関で抱きしめてもらった事を思い出し、恥ずかしくなってしまった


「こんばんは」
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