甘いキスの魔法



「「いただきます」」





…向かい合って誰かと食事するなんて、いつぶりだろうか。



優と食べる時は、隣だから






「…梨音、食べねーの?」








と中々箸の進まないあたしを心配した先輩が声をかけてくれる。







「あ、はいっ!すいません!」







お茶碗を持っておかずを取って箸を進めた





無言でぱくぱくと、食べていれば突然空気を乱す音がリビングで流れ始める。





………………〜♪〜♪〜♪







………宮崎先輩がいるのに!





このままだと、留守番のメッセージが流れてしまう














「すいません、ちょっと失礼します」





と立ち上がれば、ソファーで優が半分身体を起こし、目を擦りながら






「おねぇちゃ…、また、だね」





と寝ぼけつつも、ソファーから立ち上がった優があたしの元へ来る。







"しぃー"と、口元で立てた人差し指。






「優くん、おいで。ご飯食べる?」







先輩が優を呼んで、あたしは電話を取った。
< 97 / 97 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:17

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

かたおもい

総文字数/143

恋愛(純愛)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
長い間お休みいただいていたので、復帰作です。 短編です。
《続》ポケット

総文字数/19,821

その他42ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
親がいない間、……二人きり? そこで待っていたのは幸せか、 それとも… まさかの………波乱の毎日? 「そんなこと言われたら 本能が理性を上回るよ?」 『ま、待っ…』 「もう、待たない。」 ……強引なはる君に驚きつつ? ♂水瀬 陽斗(Haruto Mizuse) × 「そんな顔してると…襲うよ?」 『そんなだめです…っ、ん』 「やっぱ、もうちょっと」 ♂戸塚 優太(Yuta Totuka) ……先輩の優しさに心が動く? 意地悪で時々優しい二人に振り回されっぱなし。 だけど 「蒼井さんなんかに 水瀬くんは渡さないから。」 それは やっぱり波乱の日々の幕開け? ※第一章から読むことをオススメします \くりっく/
【完】ポケット-幼なじみ-

総文字数/141,079

その他318ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「…キス、していい?」 ――ただの、“幼なじみ。” その関係はこれからも かわらないはず…だったのに。 「…もう、黙って。」 『…っ…はるくん?』 ♂水瀬 陽斗(Haruto Mizuse) 普段は優しくちょっと 意地悪で強引な幼なじみ。 × 「俺だったら 泣かせないよ?」 「俺に、しとけって…」 『先輩…っ、私に…  キス、して下さい――…』 私の中から大好きな人との 思い出を消して――――… ♂戸塚 優太(Yuta Totuka) 泣きたい時に傍に いてくれる優しい先輩。 “幼なじみ”と“先輩” 私は どっちを選べば幸せになれる…? *―――――――*  O7/12〜*Start★  〜O6/O1*END★ *―――――――* ※実話から作ったフィクション。 …近いからこそ、伝えられない。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop