貴方の背中を…

「ちょっと、電話に出ていい??」

「おぅ。」



―ピッ


「もしもし、雄吾??
今どこ?
えっ、私ん家の前??
分かった、今行くね。」


―パチン


私は携帯を閉じた。


「私ん家の前に居るって言ってたから、行ってくるね!!」


「おぅ。」


私は、急いで階段を駆け降り、翔くん家のドアを開けた。


外はすっごく、蒸し暑かった。


「あっ、那奈!!」


と、雄吾の声がした。


「雄吾っ!!
他の皆も来てたんだっ!!」


「那奈―…俺、誕生日プレゼント持ってきてねぇよ。」


「俺達も!!」


皆、翔くんの誕生日プレゼントは用意出来なかったみたいだ。


「平気だよっ!!
それより、暑いから早く中入ろうよ!!」


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