貴方の背中を…


私は恥ずかしさのあまり、顔を背けてしまった。


その瞬間、


翔くんと目が合った。


ちょっと、怒ってる…っぽい?


何でだろ?

自分の誕生日パーティーなのに、楽しくないのかな??



「那奈、こっち向いて。」


雄吾の声が耳元で聞こえる。


「な…何?」


私はゆっくり 声のする方を向くと…




―チュッ




…キス??



私は頭が真っ白になった。


私、雄吾にキス…されてる??


雄吾が唇を離した。


その瞬間に気づいた。



キスされてたのは 唇じゃなくて頬だった事に―…。


良かった、頬で。



…じゃなくて!!



皆見てるんですけど!!!!


恥ずかしい!!


翔くんは、何故か怒ってるし…。


もうヤダっ!!!



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