GOD GAME



「そのゲーム、どんなものなのですか?」

僕はアテネに聞いてみた。

どんなゲームか聞いてからでも遅くないと思ったんだ。

《簡単なゲームですよ。

私の出す問いに答えればいいだけ…

もちろん、曖昧な返事は返事とは認めません。

私の問いにすべて答えてくれれば、私は神殿へ帰ります。

どうですか?》

質問に答えるだけ?

そんなのでいいのか?

これなら運も関係ない。むしろ誰でもできる。

これを受けない手はない!

僕は頷き、ゲームへの参加を了承した。


僕が今すべき事は、永瀬さんと敏さんの世話にかかることなく身を守ること。

それが一番なんだ…

《問いは全部で3つ。

真剣に答えてください。

一つ…

あなたは何を信じますか?》


え……


僕は、あまりにも予想外の質問に目を丸くした。

アテネは、答えを求めてはいない…

応えを求めているんだ。

僕の考えを……

答えのない質問。

何を信じるか…


なんだろ…

神様?家族?水城?仲間?理沙ちゃん?


自分?

僕は……


何を信じているんだろ…


みんな?

いや違う…


『僕を信じてくれている人』



これだ…
< 262 / 523 >

この作品をシェア

pagetop