リア恋は蜜の味










「なぁにやってんのー」


「南...」




俺と目があった奴らの目線を辿るように、



取り囲まれていた少女は
俺の方へ振り向いた。



「え…」



少女と目が合った瞬間、


俺は我を見失った。










時間が止まる。










彼女は、

俺が我を見失うほどの美少女だった。










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