リア恋は蜜の味









あ、そうだ。






「ところでさ、なんでマネージャーになろうって気になったわけ?」



「へ?」



珍しく目を丸めた歌波。

やべー超面白い……。




「あんなに嫌がってたくせに~」


窓際から離れて、
廊下側の方へ歌波を追い込むようにからかう。


歌波は追い込まれる一方。




お。

こりゃ探る価値ありだな。




「俺のため...とか。」






廊下側の壁に、
歌波の背中が触れる位まで



追い込んでしまった。








< 49 / 97 >

この作品をシェア

pagetop