好きなんだよ?
夏休みに入り
一週間たったある日、
~♪
私の携帯がなった。
電話だ!!
着信をみると
翔ちゃんだった。
久しぶりの電話
だから慌てて出る。
「もっもしもし!?」
自分でも、びっくり
するような
大きな声が
出てしまった。
「あ、俺だけど…やけに電話出るの早ぇな(笑)」
うっ…笑われた
私とは対照的に
低く落ち着いた声で
話す翔ちゃん。
「あはは…。で、翔ちゃんどーしたの??」
苦笑いしながら
本題に戻す。
「あ、そうそう。今暇??前言ってたお泊まりしねぇ??」
お泊まり??!
翔ちゃん、前の
話覚えてたんだ…。
てか、突然すぎっ!!!!
「大丈夫だけど、突然すぎない??」
段々心臓がうるさく
なってくる。
「ほんとはバイトだったんだけど店長が少しは休めって、三連休もらったんだ。」
疲れてるのに
私なんかのために
時間とって
くれたのかな???
何か悪いな…。
「翔ちゃん疲れてるんじゃないの??せっかくの休みなんだからゆっくりやすんだら??」
複雑な気持ちで
聞いてみた。
断られても嫌だけど
翔ちゃんの身体
だって気になる。
「俺だったら大丈夫だって!!急に休みになって寝てるなんてもったいないだろ??」
良いのかな…??
誘われてすんごい
嬉しいけどさ…。