(笑)なんですけど。

「じゃ、もうちょっとお邪魔するかな。

…津田くん、バスケ部だよね?部活ないの?」


「今日体育館使えねーんだ。」


「あ、講演会かなんかだっけ?」



「それそれ。あー…、あのさ、田中さんって彼氏いねーよな??」



「うん。なんで?」


「いや、つくんねーの?彼氏。」


「んー…あたしさ、まず好きな人ができないんだよね。だから彼氏とか考えられん。」



「もし好きな奴できたら付き合う??」



「どーだろ?

…あたしから告ることは絶対ないかなー。プライドが許さないから。」


「えぇ?!もったいない。

田中さん、美人だもん、告れば敵なしだと思うけど……」


「何それ?嘘でも照れるわー。」


「いや、マジでオレも……」


「サーチー!!!終わった!!!」


「はいよー。ちょい待って。
津田くん、今なんか言いかけたよね?」


「あー…、なんでもない。
教えてくれてありがとね。」


「.……うん??」



なんだろ??


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