(笑)なんですけど。
「…………。」
『…………。』
家を出て2歩。
『…早く入れよ。』
宍戸の表札のおとなりさんは綾瀬。
「だって。
なんかもったいない。」
『何が??』
「…帰ろ?」
『いや、だから君のおうちはここ。
you know??』
「…んなことわかってるっつーの。
ハァ…送ってくっていってんの。
空気読めよ…。」
『え、いいよそんな。
遠いし、めんどいでしょうが。』
「…俺が行くって言ってんだから問題ねぇだろ。」
『いやいやいや。
なんか申し訳ない。』
「ハァァァ……もう少し一緒にいさせろって言ってんだよ。
わかれよ、馬鹿。」
きゅん。
せーかさーん!!!
キュンだよー!!!
はにかみ具合が
どキュンだよー!!!
「…なにしてんだよ。」
『…報告だよ報告。
てかお前!!
んな恥ずかしいセリフさらっと言うんじゃねぇ!!
こっちが恥ずかしいわ!!』
「そんなん知るか!
お、俺だってハズいわ!!
…いーから帰んぞ。」
『ぉう。』