シークレット・ワード


「なぁ、だめ?」


そんな聞き方しないで!

いじめてる気分になるよ!

「わ、分かったよ。」


しょうがなく、夏樹がうちに泊まることを承諾した


「で、俺はどこで寝ればいい?」


「布団が押し入れに入ってるから、それ使って。てか、お腹減った。」



少し眠ってちょっと、体調が良くなって食欲がわいてきた!


「俺が買ってきた、お粥があるからそれ食えば?」


「夏樹作って!」


「お前、調子悪いからって……わかったよ。そのかわり、なんか見返りはあんの?」


「み、見返りって?」


「さーな?」



夏樹がものすごい笑顔を向けて、キッチンへ向かって行った


なんかとっても嫌な予感…てか、嫌な予感しかしない
頼むんじゃなかった



しばらくして夏樹がお粥を温めに行った時と同じような満面の笑みで、右手にお粥のお茶碗を持って、左手にはどこから出してきたのか、カップ麺を持って戻ってきた


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