シークレット・ワード


そう言って立ち上がった夏樹だったけど急に振り向いて私の唇に手を伸ばす


そして唇から何かを拭って自分の口に運ぶ


「クリーム付いてた。ガキかよ。」

ハハッと笑って夏樹は部屋を出てった。


し、心臓に悪い。
顔は言うまでもなく真っ赤さっきから、赤くなりすぎだよ


それから、一人部屋で百面相しているうちに夏樹が帰ってきた


「なぁ、奈緒。デートどこ行きたい?」


「んー、そうだな。亜純と青木くんもいるからやっぱ、遊園地とか?」


「そうじゃなくて、俺と二人でどこ行きたい?」


「………え?」


えええぇぇえ!


夏樹と二人?

絶対心臓もたないよ!


< 96 / 251 >

この作品をシェア

pagetop