Hell.She.Love
オベリスクは振り向き様に「お仕舞いだなっ！」と言ってナターシャの体を剣で刺した！


ナーシャは悲鳴をあげ、息が途絶え途絶えになりながら「オベリスク様、最後まで信じておりました・・・・貴方様の愛を・・・・・」




「雷神！風神！馬鹿な私を許して！」



ナーシャがそう言うと雷神、風神、真一に巻かれていた糸が解けて元気な3人の姿が現れた！


マキが叫んだ「真一！」


ナーシャ！そう言うと雷神、風神は駆け寄った。



「ら、雷神、ふ、風神。こんな姿になってもナーシャと呼んでくれるのね・・・・」



「君は最後まで美しいナーシャだったよ」雷神、風神の涙が大蜘蛛となったナーシャに零れ落ちた。


そう言うと静かにナーシャは息絶えた。


「君は最後まで美しいナーシャだったよ」雷神、風神の涙が大蜘蛛となったナーシャに零れ落ちた。


ハハハハ、オベリスクは拍手をしながら言った。


「とんだ、茶番劇だ。へたな芝居より面白いな」



「オベリスク本気で言ってるのか？本気でお前を愛した女の死を目の辺りにして
・・・・・」



「お前だけは許さない！」雷神はそう言うと体全体から電気火花を放出し始めた。




「ケンさん！マキのロープは解けた？」風神が言うといつの間にか来ていたケンさんが答えた。


「いつでも、準備OKでっせ！風神殿！」



「よし、真一！マキとケンさんを連れて逃げろ！」






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表紙・目次

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