君に届いてますか?
第一章

「おはよう。何かあった?」
「理亜。何かあった?じゃない。」
へ?理亜とはうちの名前。
「ふへ?何があったの?」
「あの人たちのせいで修学旅行なし。」
美姫は指を指した。美姫はうちの友達。
「まぢ?最悪じゃん。美姫と行けると思ったのにぃ。テンションさげだよ。」
「わかる。嫌み言ってくる。」
「へ?美姫?」
美姫は行ってしまった。
「一人?美姫と一緒じゃないの?」
「へ?誰?ですか?」
知らない人だよ。美姫の知り合い?
「知らないよね?美姫の幼なじみの龍希。よろしくね?理亜ちゃん。」
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