shine!
「そういうことをした覚えはないです。要求されてもいないですし・・・・・」


「あ、当たり前じゃない!」


意外にも、ミカが顔を赤らめて怒る。


「それに・・・・・要さんにもあたしを指名することをお願いしたりはしてないです。せっかく指定していただいてるのを、断ろうとも思ってないですけど」


穏やかにそう話すゆずに、ミカもエリも顔を真っ赤にして怒っていた。


「だから!あんたみたいな新人がナンバーワンのサキさんの客取るとか、有り得ねえから!」


「サキさんに謝って、さっさと消えなよ!目障りなんだよ!」


「―――それは、無理です。あたしは、辞めるつもりはありません」


その言葉が気に障ったのか、エリがキッと目をつり上げると、その手を大きく振り上げた―――。
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