君の声。
†side:雪†
『ヤダァ♪藤堂様、超カッコイイ~』
『進もヤバいわぁ♪♪』
男バスを見ていた女子の歓声が響く。
歓声の相手は陸ちゃんと楢橋君。
楢橋君は女子の歓声に答えてる。
「雪~」
「紅ちゃん」
私に声を掛けてきたのは親友の佐山紅子ちゃん。
中学の頃からずっと一緒。
腰まである長くてキレイな黒髪で
柔道部の女子主将なんだ。すっごく強いの。美人なのに
私が陸ちゃんの事を好きなのも、もちろん知っている訳で……