君の声。





†side:雪†




「はい、イチゴパフェお一つですね、かしこまりました。少々お待ち下さい。」




お辞儀してから
厨房に行く。




「イチゴパフェ一つお願いします。」



「はいよー」




厨房には紅ちゃんと陸ちゃんがいて、




なんか息ピッタリ…




うぅん!
紅ちゃんは私の事、応援してくれてるし!!




ぁ、
でも陸ちゃんは…




さっき、陸ちゃんが紅ちゃんに可愛いなって言ったのを思い出した。




「うぅ~‥」



「何うなってんのよ、はい、イチゴパフェ」




目の前にイチゴパフェ




「早よ行け」



「はぃ‥」




受け取ってフロアに行く。




「お待たせしました。」




テーブルに置く。




ーチャリーン




落ちる音がした。




何だろ?




後ろを見たら
4番テーブルのお客様がフォークを落としたみたいだ。









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