◇ 永遠 ◇
嬉しくて、私その後体育祭なんてそっちのけで君のことばかり考えてた。
本気で体育祭にとりくんでた皆には、ごめんねって思ってるよ?
だけどね、私はそれぐらい君しか考えていられなかったんだ。
体育祭が終わってからも、君は私を見かけると声を掛けてくれた。
だけど、君はたくさんの人から人気で。
話すっていっても、ほんの一分程度だった。
だけど君は、必ず私に話しかけてくれた。
例えどんなに忙しくても、私を見かけると走ってきてくれた。
それが、私にとって何よりも嬉しかったよ。