◇ 永遠 ◇











私の言葉に君は、顔を真っ赤にしてた。



掴んでいた腕を手に持ち替えて、君は優しく笑って。




「俺のもの?」



って聞いたから、私の目からは涙が消えてその代わりに顔は真っ赤になった。



繋いだ手から、君の温もりが届くたびに。



ああ、今隣には君が居るんだって実感できて。






幸せな気持ちになれたよ。



青空が、少し赤く染まってる。






――そんな日に、私たちは両思いになれたんだ。







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