モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「その場合、奢ってもらった時点でお礼を考えるべきじゃないの?」


帰ろうとする私に向かって、ハルが口にする


「勝手に奢るって言ったのは貴方! 私の飲み物を頼んだのも貴方! 私はこれが飲みたいわけじゃない。私が飲みそうな無難なお茶を勝手に選んだのよ。私が飲まなければ、ギブ&テイクは成立しないわ」


「厳しいことを言うね、君は」


クスッと鼻で笑ったハルが、紅茶を飲みほした


「私、こう見えても男が嫌いなの。私を大切にしてくれない男に興味はないわ」


「僕も。ツンデレな女性は好きだけど、ただ苛々しているだけの女子は好きじゃない」


「良かった。へんに好かれても面倒だから」


「そういう意味では、気が合うようだね」


「そうみたいね」


私はフンと鼻を鳴らした


鞄の中で携帯が鳴る


私はハルに背を向けると、鞄の中から携帯を出した


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