モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「あ、センパイ…待ってよ」


正門を出ていくあたしの背後から、後輩の声がしてくる


「お前らのせいで帰られただろ! じゃあな」


後輩男が、取り巻きの女子たちの頭を軽く叩いてから、あたしのほうに走りだした


「デート、忘れんなよ」


あたしの隣に立つと、ぼそっと低い声を出す


「忘れているのはそっちかと思って。あんなに大量にガールフレンドを引き連れてきたから」


「…んだよ、それ」


「せっかくだし、二人きりになれる場所に行きたいな」


あたしがちらっと横目で後輩男を見た


「ええ? あ…ああ、ああ、うん」


後輩男が驚きながら、何度も頷く


驚いた?

あたしを何も知らない女だと思わないでよ

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