モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
なんであんなことを話してしまったんだろう


携帯電話を眺めながら、あたしは軽い後悔の念を抱いた


誰にも言ったことのない心の内を、あっさりと北城君には話してた


聞かれたからって、素直に話して良いない内容なんかじゃないのに


ずっと心の内に隠してきたのに


一人で生きていくために、男に頼らないなんて…男である北城君に言っても意味ないじゃんね


『甘えたいよ』


北城君の少し擦れていた声が、耳の中でリピートした


甘えないで…あたしに、甘えないでよ


あたしは誰にも甘えずに生きてきたんだから


男ならびしっと背筋を伸ばして前を向いて生きていきなさい


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