モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「センパイ…」


北城君の口が小さく動く


「なに?」


「エッチしたい、センパイと」


北城君がにこっと笑って、目を開けた


あたしは「はあ?」と冷たく言うと、北城君の頭に置いてある手で脳天を平手打ちした


「馬鹿じゃないの? 部屋にいれてあげただけでも良しとしなさいよ」


「ここまできたら、もう…最後まで行くしかないと思う」


「思わない!」


「思ってよ」


「それより目が覚めたなら、帰ってよ。家族にばれないようにするって約束でしょ?」


「それ…守れないかも」


北城君がそう言うと、細長いひとさし指を部屋のドアに向けた


「え?」と言いながらあたしが視線をあげると、ママと桜の二人が部屋を覗いていた

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