皇塔学園☆帰宅部


そうして、おれたち帰宅部はアイス探しがてら町をぶらぶらすることにした。





「これ可愛い!!」


ミィちゃんがキャピキャピしている。


いやぁ、この姿は同学年とは思えない。


みかんちゃんには及ばないが、妹って感じ。


「みーちゃん!私も見たいですっ!」


くうちゃんも便乗している。


おれに感化されたのかミィちゃんを【みーちゃん】って呼んでる。


学校では【美南ちゃん】だったのに。


そして2人はお土産屋に入っていった。


「私たちも行くかっ」


千砂さんに言われて、残りのおれたちもお土産屋に入った。


中は思ったよりごちゃごちゃしていない。


きちんと整頓されていて、色々見やすい。


しかし……





「温泉と全く関係ないネタみたいなストラップとか多いですね…」


「だよね?私も気になってたんだあ…」


れもんさんはおれと同じことを考えてたみたいだ。


決して否定してはいない。


千砂さんもみかんちゃんだって興味津々に店内を見て回っている。





「先輩!可愛いと思いませんか?」


唐突に後ろからみかんちゃんに声をかけられた。


「ん?……………何?…………へ?」


「これ…可愛いですよね?……………ね?」


「みかん…それは……」


れもんさんまで絶句。





最早ネタ。


ネタ以外何と形容すればいいのきわからない。


温泉町のお土産としてはありえない。





あぐらをかいているお坊さんに……ネコミミ。


お坊さんの着ている服の背にはイチゴが……。





「可愛いよ?……ね、れもんさん?」


「そ…そうね?ユニークでいいと思うよっ」


「うん!!みかん、これ買う!!!」


「「!!!!!!!」」


おれとれもんさん、再び絶句。


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