皇塔学園☆帰宅部
そんなおれとれもんさんを背に、みかんちゃんはスタスタと会計へ向かう。
おれ、みかんちゃんの感性がわからない…かな。
素晴らしい妄想少女になったまでは理解したけど、この素敵ネタストラップを【可愛い】って買うのは…
まあ、気にしないでおこう。
とりあえず、全員ネタみたいなストラップを買った。
おれとれもんさん以外はすごく満足そうだ。
ちなみにミィちゃんが買ったのは……
顔面がリンゴの人間のような生物がウサミミで、セクシーポーズをとっている。
ごめんなさい。
怖いです、可愛いとは思えません。
くうちゃんのものは…
馬が卵をくわえている。
理解できないけど、満足そうだからいいか。
千砂さんの買ったものは…
太陽と思われる星にイカが絡んでいる。
シンプルだが、やはり理解不能。
タコのほうがイイんじゃないか?
いや…気にしない方向で。
みかんちゃんのはさっきの、お坊さんネコミミのやつだ。
れもんさんは、いたって普通だった。
小洒落たサイコロのストラップ。
無難過ぎるくらいに無難だ。
おれは、卵のストラップを買った。
れもんさん以上に無難かもしれない。
温泉卵ってあるから、掛けられてるんだろうな。
「そんじゃ!!次行くか!」
やけに千砂さん元気だ。
おれたちは再び町をぶらつき始めることになった。