猫殿さまのお嫁さん







「顔を赤くしないなんて女の子らしくないねえ…」



クスクス笑いながらいう。



「べっ別に。離してっ」




振り払おうとすると



すごい力で



壁に押し付けられた。




「私の城へこぬか?」



変態めっ





よし。





母秘伝の護身術だっ





足首を蹴った。





「痛…そなたを絶対私のものにしてやる」






まだ言ってるよ、この人。




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